冬の水分が身を守る!?水分補給のススメ
先日、ジョイナス北野田テニススクールで
コーチ陣によるスタッフ研修が行われました。
その際話題となったのが「生徒さんの冬の怪我」についてでした。
なぜか冬になると肉離れや体の痛みなど
多くの怪我が見受けられます。
コーチ陣が「なぜなるのか」という議題に対し
アドバイスを含め、その理由を説明させていただきます。
最も重要なのは足りていない水分だった!?
結論から申しますと、その原因のほとんどが
「水分が足りていないこと」にあることが分かりました。
ジョイナス北野田テニススクールのスタッフ研修では
現在京都でジュニア育成に活躍中の名コーチをお呼びしています。
その方にお話を伺うことができました。
『寒くなるとみんな、途端に水分を補給しなくなる』
これは実際にテニスレッスンに通われたり
アウトドアコートで定期的にテニスをしている方は
心当たりがあるのではないでしょうか?
夏の暑い時期にはテニスをする前からお水を飲み、
プレイ中も細やかに水分補給をしていたのに
涼しくなると同時にその数はめっきり減り‥
気が付くと冬はコートに飲み物を持ち込んでいない方さえいるほどに!
実はテニスをするしないに限らず
冬でもきちんとした水分補給をおこなうことが
身体を助けることになっているのです。
そしてこの水分補給を怠ることが
身体への負担となり、運動をした際に肉離れなどにつながるのです。
実際どのくらいの水分補給が必要?
さて、それではどのくらいの水分補給が
実際に好ましいのでしょうか。
みなさん、ここ最近の寒くなってからの1日の水分摂取量を想像してみてください。
正解は2ℓから2.5ℓの水分補給が必要です。
このお話にジョイナス北野田テニスコーチ陣からも
「え!」と声が上がりました。
プロテニスコーチでも「そこまで心がけていたかな‥」と
怪しいほどの量を摂取しなければならなかったのです。
ここでいう「水分摂取量」は飲み水だけでなく
食事からなどの水分も含まれるので
朝食のお味噌汁や
サラダに含まれる水分量も微々たるものですが足してOKです。
人間は体内でお水を作ることができますが
生きているだけで呼吸や皮膚から蒸発し
尿や便からも排出されるので
運動をして汗をかくのであればそれ以上の接種が必要となります。
そして冬は乾燥するため、
思っている以上に体は水分を必要としています。
肉離れの原因は「水分不足」だった
肉離れの原因は何だと思いますか?
この質問にジョイナス北野田コーチ陣は
・疲れ
・睡眠不足
・飲酒(飲んだ次の日の激しい運動)
・筋力量の低下
など様々な原因があるのではないかと話しました。
もちろん、どれも肉離れの原因になり得そうな問題です。
しかし、その第1位は「水分不足」によるものだったのです。
もちろん日頃運動していない人が突然運動すると肉離れを起こすケースも少なくありません。
「お水飲んでいたのに肉離れになった」という方も中にはいるでしょう。
その大きな原因の特徴は『急にやった』ということになります。
“急に運動をした”
“今日だけ水分をたくさん摂った”
これが大きな原因です。
運動は少しずつでも良いので定期的に行い
水分補給も運動時にではなく日頃の生活から少しずつきちんと摂ることが重要だったのです。
定期的な運動と水分補給の習慣
それではおさらいしていきましょう。
これから体に大きな負担をかけず生活するためには
『定期的な運動』
『こまめな水分補給×毎日』
を心がけることが大切、です。
ジョイナス北野田テニススクールでは
テニスレッスン時に冬でも「水分補給してくださいね」と
コーチがこまめに指導し
急にスポーツを始める方にも無理なくできるよう
その方にあったクラスや運動量を提供しています。
特にテニスを初めておこなう方向けの「初心クラス」は
“受け放題”というシステムになっており
1度に凝縮したたくさんの運動量を求めず
細かく定期的なレッスンを無理なくおこなうことを勧めています。
運動量や水分量の調整がまだよくわからない初心者の方には
特に注意してコーチが声掛けするようにしています。
そうすることで水分補給の習慣もつき、
同時に定期的な運動から筋力や体力も整えられ
怪我を回避しながらテニスをすることができます。
今回、実際にコーチ陣も皆様側の立場に立って
ボール出しを受けたり、プレイしてみて
改めて気づかさせられる面もありました。
まだまだ寒い日が続きますが
家にこもらず、一緒に風邪や怪我に負けない体づくりをしていきましょう!