セカンドサービスを極めてサービスキープする練習法

テニスのゲームに勝つために必要な要素として「サービスキープ」があります。
サービスキープとはなにかご存知ですか?
テニスのゲームをするときにはサービスをする側とリターンする側(ダブルスであればペア)に分かれます。
サービスキープとは自分(もしくは自分たちのペア)がサービスを打つゲームを取得することを言います。
テニスのゲームではこのサービスゲームが2ゲームに1回あるわけですから、そこできっちり主導権を持ってキープすることが重要となってきます。
そのために必要な「セカンドサーブの在り方」について考えていきましょう。

セカンドサーブからのポイント獲得率

サービスキープをするためにはサービスの確率はどのくらいのものなのでしょうか。

答えは「セカンドサービスはポイント獲得率50%」が勝敗の分かれ目となります。

よく行われるワンデイ大会やテニススクールのレッスン内で行われる「デュースなし、1本勝負」の1ゲームを想定して考えてみましょう。
1ゲームの中で例えばセカンドサービスを6回打つ中で4回成功したとします。その時の確率は67%です。これは十分にキープできる数値と言えます。
単純に2本に1本セカンドサービスを成功させて50%のボーダーライン、ぎりぎりというわけです。

ではなぜ50%を超えるとサービスキープに繋がりやすいのでしょうか。
プレー中にサービスの確率に意識することで「そのポイントをとれるところまで」と気持ちが繋がっていくことも大きな要因と言えるでしょう。

もっと勝敗を意識するのであれば「ただセカンドサービスを入れる」ということだけではなく「ポイントを取れるためのセカンドサービスを打つ」ということにも意識をしていく必要があります。

サービスキープのためにセカンドサービスの質を上げる

セカンドサービスは入れることにフォーカスすると浅くなってしまう傾向があります。
浅くなれば当然、レシーバーはコートの中に入って攻撃を仕掛けてくるでしょう。
そうなるとサービス側は主導権を握られなくなってしまいます。

そうなるとセカンドサービスの質を上げていかなければなりません。

通常のテニススクールのサービス練習時、みなさんはセカンドサービスを入れること以外のほかに意識していることはありますか?
この「質を上げる方法」は実に様々な方法があるのです。

・サービスを打つコースを変える
・サービスを打つ速度を変える
・サービスの高さ(バウンド)を変える
・サービスの回転(フラット・スピン・スライスなど)を変える
・サービスの深さを変える

などがあります。
みなさんの得意不得意はあるかと思いますが、最も初めにやりやすいものは「サービスの深さを変える」ことではないでしょうか。
ジョイナス北野田テニススクールのレッスンでサービス練習をする際にコーチがターゲットを置いていますが、
そのターゲットのある位置くらいの深さを狙ってみると効果的です。

深く打つとサービスがキープしやすくなる!

サービスラインに近い場所を狙っていくと、レシーバーは当然深いサービスを受けることになります。
レシーバーが後方で打たなくてはならないということはサーバーまでの距離が長くなるということです。
つまりこの状況は「レシーバーが支配的にプレーできない状況」であると言えます。
またレシーバーを後方にとどめることができれば自分がコートの中に入って支配していく確率が上がります。

「セカンドサービスだからボールは浅くなるだろう」と思っているレシーバーは自然とコートの中へ入ってこようとします。
だからこそセカンドサービスはサービスボックスの深いところへ打っていく必要があります。
その練習を普段から意識して行っていけばセカンドサービスの目標は「とりあえず入れる」ことから「深く打つこと」へ変わっていきます。
そのうえで余裕が出てきたら回転や速度、コースなどを加えていくといいでしょう。
こういうことを意識しながらセカンドサービスを深く打つ練習をしていくと、サービスの質を上げることに繋がり主導権を渡さずコートを支配していくことに繋がっていきます。

テニス仲間や友達同士で練習する際に「セカンドサービスだけで試合をする」という方法もあります。
ジョイナス北野田テニススクールではレッスンの空き時間の空コートでレンタルコートも行っています。
レッスンのない日やレッスン後の時間を活用してスクール生同士で練習する方も増えてきているので
みなさんも仲間同士や友達と練習する際にはセカンドサービスを意識する練習方法を取り入れてみてもいいのではないでしょうか。

セカンドサーブだけではなくサービスを向上させゲームの主導権を握る方法は他にもたくさんあります。
もっと色々なことが学びたい、そもそもサービス自体を改善したい、技術向上のためには直接コーチから教えてもらうのが1番早い近道と言えます。

ジョイナス北野田テニススクールは2回まで受けれる体験レッスンがあり、レッスンの様子などをじっくり味わってもらえるようになっています。
テニスのあれこれを知りたくなったら是非足を運んでくださいね。