硬式テニスの上達に繋がる近道とは

テニスを始めてしばらくすると自身の“上達”について考えることが多くなります。

初めの頃は飛躍的に伸びたのに、今は停滞しているような気がする・・
試合に出てみたけれど思うような結果が得られない・・

そんなときにふと「テニスが上達するのに近道があるのではないか」と考えることがあります。

実は、あります。

本日のテーマは「上達に繋がる近道」、その方法をお伝えしていきます。

トッププロの選手はどんな練習をしているのか

皆さんはトッププロの選手たちが日頃、どのような練習をしているか知っていますか?

これは以前、ジョイナス北野田テニススクールに日本有数のトッププロ、西脇一樹選手や高畑寿弥選手を招いたプロイベントの際に参加者から出た質問でした。



プロテニスプレーヤーの華やかなストロークやダイナミックなサービス。
誰もが1度は「あんな風に打ってみたい」と思える数々のショットはどんな練習をすれば得られるものなのでしょうか。

実際、プロテニス選手にお話を伺ったところ“普段はほんとに地味な練習しかしていませんよ”と言われました。

念入りなウォーミングアップ、何度も繰り返し行われる手出しボールからの球出し練習。
ボール出しによるショット練習はストローク、ボレーを両サイドまんべんなく行い、フォームのチェックや微妙な角度の修正などを行うそうです。

プロの練習というならものすごいラリー合戦を繰り広げているように思えますが実際は地味な練習がほとんどです。
それに加え、地味なトレーニング練習も加わります。

スペインのテニスドリルの一コマです

このようにトッププロの選手が「上達するために行うこと」は実は地味な練習にあるのです。
成長の著しいジュニア世代の子たちの練習も同じく、上達には地味な練習が必要不可欠です。



それでは冒頭の“上達するための近道”とはどのようなことなのでしょうか。

答えは簡単、「基礎的な練習こそ上達への近道」なのです。

ジョイナス北野田テニススクールのレッスンでは体操に始まり、ボール出しからの基礎練習があります。
ここで「今日のショットはどうか」「以前から意識していたポイントは継続してできているか」などの見直しにもなります。

一般的にテニススクールに通っていないテニス愛好家の方はどうでしょうか。

ある程度テニスのスタイルが固まっている人であれば問題はありませんが、テニスを始めて間もない方や初級の方が仲間内でテニスをする場合、
コートについてからきちんと体操をしてからテニスをスタートさせていますか?

球出しからのショット練習で自身のプレーを細かく見直したりするでしょうか。

テニスを始めたばかりの方やまだまだ伸びしろのある段階で自由に練習すると、楽しい反面“自己流の型”が身についてしまいます。
実はここから抜け出すのはとても大変なことで、ジョイナス北野田テニススクールでは初心者の方にはまずきちんと基礎を固めてもらうことを勧めています。

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基礎こそ上達への近道である

特に最初の段階でグリップの握り方、体の使い方などを間違えて体に覚えさせてしまうと後々、修正するのが大変になってしまいます。

お友達同士で楽しくテニスをするのはとても良いことですが、「上達したい」と考えた時に近道になるのが最初の段階の基礎練習が大きく影響します。

これは初心クラスだけでなく「早く上達したい」と考えた時、テニスを練習する誰にも当てはまることです。

「基礎こそ大切」

それが上達への近道なのです。

プロのような素晴らしいショットを打つ人たちでも毎日の基礎練習を徹底的に行っています。
決して、カッコ良いショットを打つための派手な練習をしているわけではないのです。

彼らの言うように“地味で地道な練習の積み重ね”が素晴らしいショットを生むために最も必要なものなのです。

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基礎的な練習とはどのようなものか

基礎的な練習が大切だということを認識したうえでどのようなことが大切か考えてみましょう。

まず、グリップの握り方はもちろんですが現代テニスでは「必ずこうでなければいけない」という基準はありません。
よほどな形でない限り、コーチは初めに握りやすいと思った皆さんの持ち方を尊重していきます。
(これはジュニアに関しても同じことが言えます)

以前ジョイナス北野田スタッフブログでも紹介させていただいた『テニススクールの初心者クラスはどんなレッスンをしているの?』にもあったように
最初は楽しむことから始め、ボールの打つことの楽しさを感じてもらいます。

その中で自身にあった握り方で、その形に合う打ち方やフォーム、打点の位置などをコーチが的確にアドバイスしていきます。

これがテニススクールの最大の醍醐味であり、アドバイスを受けたことを徹底的に練習することで上達へ繋がります。

いわゆる、プロの練習と同じ“地味な練習”です。

けれど楽しみながら基礎をきちんと学ぶことでゲームをしたときに「今までと違うな」という時間が得られ、喜びへと繋がります。

楽しくゲームをして気持ちよく終わることも良いですが、「上達したい」「試合で満足いくプレーをしたい」と考えた時
自身のスタイルを見直し、きちんと基礎練習をすることで上達することができるのです。

テニスのお役立ちブログ:ジョイナス北野田スタッフブログ

基礎練習をきちんと行い、上達を噛みしめよう

このように上達への近道は「基礎練習にこそある」ということが分かりました。

テニススクールの練習は必ず体操も行うことで怪我の予防にもなり、体への負担も少なくスタートすることができます。

そして自分に合った課題を見つけ、きちんと練習することで自身のテニス技術が向上していきます。

「もっとテニスが上手くなりたい」

そう思ったら、きちんとした基礎練習を的確なアドバイスのもと行っていくようにしましょう。

まずはテニススクールの雰囲気やどんなことをしているかが気になった人は1度覗いて体験してみるといいでしょう。