テニスは世界で最も親しまれるスポーツといってもいいほどにプレー人口が多く趣味として、また健康のためにと行われています。
その理由としては老若男女問わず幼少期から高齢期に至るまで手軽に楽しめることができ、また上達にそそられる刺激的なスポーツでもあるからでしょう。

テニスはラケットという道具を使用してボールに自分の意思を伝えながら相手の攻撃に耐え、自分のベストを発揮しながら上達を楽しんでいくスポーツです。

その中でテニスを長く続けるために病気や怪我をしないことも大切なことです。
自分がよりテニスを楽しむために日頃からできる簡単な体作りをご紹介してきます。

誰でもできるかんたんな体作り

① 「ウォーキング」

以前、ジョイナス北野田スタッフブログで紹介させていただいた『テニスをすることで寿命が延びる！～テニスと寿命の不思議な関係～』を読んでいただけたでしょうか。

そのブログ内では、ランニング（もしくはウォーキング）は寿命を延ばす運動ランキングの上位に入りませんでしたが、基礎体力をつける要素は十分にあります。

人は年齢を重ねると歩行のスピードはさほど変わりをみせませんが、ストライド（歩幅）が狭くなっていきます。
普段からこのストライドに注意して１センチでも２センチでも広げて大きく歩けるように心がけましょう。

同時に歩行速度も変えることができればより一層望ましいですが、あまり体に負担をかけすぎないことを考慮して自身の範囲内で続けられるようにしましょう。

現代社会では車移動も多いうえについついエスカレーターやエレベーターを使うことが増えてしまいがちです。
ちょっとした距離でもストライドを意識し、歩行速度などにも気をつけながら歩ける環境を作ることが体作りにも繋がっていきます。

②身体のストレッチ

腰を中心にした体のストレッチはスポーツにはなくてはならない存在です。

ジョイナス北野田テニススクールに通っている方で「テニスのレッスンの前にコーチがやってくれているから大丈夫」と思っていませんか？

大切なのはテニスの後の“クールダウンストレッチ”です。

ジョイナス北野田テニススクールのレッスン終了時にはクールダウンは各自行ってもらう形になっていますが、できればレッスン終了後（もしくは帰宅後）にクールダウンストレッチを行うようにしましょう。

特にテニスは腰を使うスポーツです。

普段デスクワークの人だったり、立ち仕事が多く腰に負担がかかっている人は尚更、テニスの後にはこのクールダウンを行うようにしてください。
突然腰を使って体を動かすと、いつもより負担がかかるのでこの“クールダウンタイム”が怪我や疲労を抑えテニスを長く快適に続ける秘訣となります。

この“クールダウン”ですが、簡単に行う方法としては、直立の状態から後方に10秒ほど伸ばす程度で構いません。
そのあとに両手を頭に乗せて左右に倒してあげるなどして、気持ちの良いところまでストレッチをしてあげるようにしましょう。

クールダウンストレッチを行うことで疲労感を和らげ、怪我や腰痛防止にも繋がります。

②充実した睡眠時間の確保

若いときはいくらでも寝られたのに、最近はすぐ目が覚めてしまう、など寝つきが悪いなどという方も少なくありません。

テニスをした日は疲れてよく眠れた！という話もよく聞きますが、それ以外の日で十分な睡眠が確保できない方もいると思います。

就寝前に激しい運動をすると寝つきが悪くなってしまうので、テニスなどのスポーツはなるべく日中に行う方がいいでしょう。

ナイターテニスをしている方は②のようなクールダウンストレッチに加え、湯船につかる、心地よい音楽を聴く、などを取り入れることで睡眠の質を上げることができます。

実は「寝酒」も充実した睡眠を妨げる場合があるので、お酒を飲んでいる人は寝酒の量を少なくするのも安眠法の１つかもしれません。

就寝前はぬるめのお風呂に入り、ストレスフリーの状態を心がけるようにしてください。
子どもの場合は寝ている間に成長ホルモンが出ますが、成人以降は寝ている間に情報の整理・定着をするとともに免疫力を活性化させると言われています。

充実した睡眠時間を確保することできちんとした体作りができ、翌日の体の負担を軽減させることへも繋がります。

④栄養と偏りのない食事

当たり前のことと思われますが食事は体作りでマストと言われています。

今一度、食生活を見直してみるのもいいでしょう。
きちんと緑黄色野菜は摂っているか、お酒や炭水化物を摂りすぎていないか･･
またサプリメントなどに頼りすぎず毎日の食事の中で生活習慣を見直しましょう。

テニスに必要な「骨や関節」は老化などが大きく影響してきます。

細胞や血管の再生にも作用するコラーゲンを多く摂る単ではない！」と言われる方もいるかもしれませんが、
まずは１食から、まずは週に１日から・・などと小さなところから努力してみましょう。
ちょっとしたことですが、これらの「見直し」を続けることでテニスに役立つ体作りやパフォーマンスアップをすることができます。

以上のような点から、心当たりがある方は今日から１つでも改善を心がけてテニスに役立つ体作りを実施してみませんか？

病気や怪我をしてからではなかなか難しいけれど、未然に防ぐことで長く楽しいテニスライフを送ることができます。
これらを長く続けることで長寿のデータが出ているテニスというスポーツは私たちの人生を豊かに充実したものにしてくれるでしょう。

ジョイナス北野田テニススクールは今日からテニスを始めようとする方のために初心クラスも設け、初心者の新規入会者にはラケットとシューズをプレゼントしています。
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