テニスシューズの正しい履き方

みなさんは普段、テニスシューズをどのように履いていますか。
テニスシューズの履き方なんて今更どんな風に履いたって変わらないだろう・・と思っていませんか?
何気なく毎回のレッスンやテニスの試合で履いているテニスシューズの履き方、実は間違っているかもしれません。
今回はご自身のテニスシューズの履き方を見直してみましょう!

シューズを履く前の状態をチェック!

さぁ、これからレッスンです。
あなたのテニスシューズは今、どのような状態になっていますか?

前回脱いだままの状態で紐が縛りっぱなしになっている・・なんて方はまさかいらっしゃいませんよね!?
前回のテニス後に、紐が縛りっぱなしになっている状態で脱げることができた、というシューズの履き方は間違っている証拠です。
紐がしっかりと縛ってあっても、足首のところからするりと脱げてしまうくらいテニスシューズが足にフィットしていない状態ということになります。

これからシューズを履く、というときにはまず始めに紐がほどいてある状態になっているかどうかを確認してください。
加えて、脱ぐ際に紐をつま先側から2段目くらいまでゆるめた状態にしておくと次に履くときに楽に足を入れることができます。

最初に「かかとに合わせる」ようにしましょう

テニスシューズにしっかり足を入れたら、最初に合わせるのは「かかと部分」です。
通常のスニーカーなどのシューズを履く際にも、よく「つま先が少し開く程度がベスト」と言われているように
テニスシューズも最初にかかとに合わせた状態で調整していくようにしましょう。

その際にかかとを合わせた状態で、つま先を少し上向きにあげておくことをお勧めします。
このようにつま先を上げた状態でつま先部分に少し「あそびの部分」を入れてあげることで全体がキュッとしまっている状態でも動きやすさが生まれます。

テニスは足を踏ん張る動作の多いスポーツです。
5本指ソックスを履くと力が入りやすいと言われているように、つま先に「踏ん張るための余白」を作ってあげることでバランスも取りやすくなります。
テニスの時にみなさんが行っている「スプリットステップ」時の体感への影響力もあり、
力も入るためダッシュする際のパフォーマンス力も上がっていきます。

テニスシューズを履き、紐を縛る際には
・かかとを合わせる
・つま先を少し上げた状態で縛れるようにしておく

この2点に気をつけるようにしましょう。

次は紐を結んでいきましょう!

これでようやく紐を結ぶ作業に移れます。

少しゆとりのある状態にしておいた紐をつま先側からきちっと縛っていくようにしましょう。
この時の強さには個人差がありますが、あまりきつすぎても良くないので、少し足に自由が利く程度の強さにしておきましょう。

人によって足の形は異なります。
よく耳にするのが「足の幅が広いからシューズのメーカーがたくさん選べない」「足の甲が薄いのでキュッとしたシューズじゃないと物足りなく感じる」など。

ジョイナス北野田テニススクールでは2019年にPrinceから発売された「ワイドライトⅢ」というシリーズのテニスシューズを販売していますが
そのシューズは衝撃を吸収するためにインソールが足全体をホールドしてくれる作りになっています。
そのため紐をきつく縛りたくない方や、守られている感が欲しい方などが愛用しています。
そのようなホールド感のあるシューズの場合、シューズの形成がきっちりしているのできつく縛りすぎないよう注意しましょう。

近年のテニスシューズ事情はだいぶ進化してきています。
安めのテニスシューズで十分だ!という方はやはりきつく縛らなければ足を固定することはできません。

きつく縛りたくないけれど、きっちり縛らなかったことで捻挫に繋がってしまうのではないか・・などの不安もあるのが難点です。

テニスシューズ選びは自分の足の形や予算と相談して決めるようにしましょう。
ジョイナス北野田スタッフブログの過去記事に
『テニスシューズの選び方』というものがありますのでそちらも参考にしてみるといいでしょう。

ジュニアの親御さんによく聞かれる質問に『子供はテニスシューズが必要ですか』というものがあります。
ジョイナス北野田テニススクールのSt.1クラス(小学校3年生頃まで)のお子様は、スニーカーでテニスをしてももちろん大丈夫です。
中学年から高学年にかけて激しく動いたり、特に男の子などパワーのある走りをする場合はテニスシューズを履くことで捻挫予防にも繋がります。

足の疲れを軽減させるテニスシューズのオフタイム

ジョイナス北野田テニススクールには「マイティ制度」というものがあり、通常のレッスンを週1回、月に4回来られている場合
「マイティ」というチケットを購入することで月にプラス8回のレッスンを受けることができます。

マイティ制度は非常に人気が高く、ジョイナス北野田テニススクールでは実に3人に1人が取得しているほど人気のチケットです。
90分のレッスンだけでは物足りない・・もっとテニスがしたい!と思って購入されている方も少なくありません。。

1コマあけて1日のうちに2回レッスンに参加したり、試合などで休憩を挟み2試合目に挑むとき、あなたはテニスシューズの紐をどうしていますか?

めんどくさいから履いたまま、そのままにしている・・という方も多いではないしょうか。
実はこの「休息の時間」面倒でも紐を緩めてあげることが疲労回復に影響するのです。
特に試合に出ている方は実際に試してみてください。

テニスシューズはきちんと結んでいることで捻挫防止やパフォーマンスの良さを引き出してくれますが
同時にそのままの状態を保つことで緊張状態も続いてしまいます。

休憩を挟んで再度プレーする場合には疲労回復のために紐を1度緩め、再度先ほどのような手順で縛りなおすようにしてみてください。

正しいテニスシューズの縛り方で快適なレッスンを!

いかがでしょうか。
今までやっていなかった方は次回のレッスン、もしくは試合開始前に実際にトライしてみてください。
ジュニアの親御さんもこの機会にお子様とテニスシューズの履き方をおさらいしてその違いを体感してみてください。

ジョイナス北野田テニススクール初心者やもう1度テニスを始めてみようというブランクの方にも親切・丁寧なテニススクールです。
「こんなこと今更聞けない・・」という事柄も、コーチは気軽にお答えします。

今回は「正しいテニスシューズの履き方」というテーマで日頃意識しなかったテニスの基礎を考えてみました。
正しいテニスシューズの履き方をマスターして今後も楽しく、心地よいレッスンをしていきましょう!