テニスの『試合初心者』に役立つ心構え

テニススクールのレッスンに通っていたり、サークル活動でテニスが上達してくると「そろそろ試合に出てみようかな?」という気持ちになってくる方も多いのではないでしょうか。
やはり上達している自分を客観的に見て、日ごろの成果を実践で発揮してみたいという思いもあるでしょう。
そんな方は初心者も経験者も、老若男女問わずどんどん試合にチャレンジしていただきたいと思います。
けれど最初は試合に出場するにはどんなことをしたらいいのでしょうか。
今回は初心者の方やまだ試合経験が浅い方向けに試合に役立つ心構えをお伝えしていきます。

エントリー完了、前日までにすること

初心者の方や初めて試合に出場する方はまず試合にエントリーする方法が分からない方も多いかもしれません。
ジョイナス北野田テニススクールに通っている方やその近郊でテニスをされている方はジョイナス北野田スタッフブログの『堺市周辺でテニスの市民大会に出場するには』を参考にしてみてください。

さぁ、エントリーが無事完了しました。
前日までにしなければならないことはやはり体調管理が1番でしょう。
簡単なことに思えるかもしれませんが、実は非常に大切なことです。

例えば、エントリーした時が寒い季節で風邪が流行っている時期だったら?
体力が奪われそうな真夏の時期だったら?
気候の良い時期でも花粉が多い時期、季節の変わり目など体調を管理することは気にしてみると意外ときちんとしなければならないことなのです。

体調管理にはもちろん体の調子意外に「怪我はしていないか」「痛みのある所はないか」「メンタル的なストレスはないか」など様々です。

その他にも前日までに準備しなければならないことはたくさんあります。

・ドロー(対戦表)をチェックして集合時間を確認する
・試合会場までのアクセスをチェックする
・天気予報などから当日の気温などを知っておく


ほとんど試合が前日までにドローを出しておくことが多いですが、まれに全員同じ時間に集合し、当日ドロー発表するワンディ大会もあります。
どちらにしてもHPや申し込んだ際の連絡先から集合時間を確認し、その時間に合わせたアクセスをチェックしておきましょう。
試合は朝早く始まることが多いため、当日慌てないためにも必ず前日までに知っておくようにしましょう。

ドロー表が出ているときはトーナメント表の場合、自分の名前の上にある山の部分に時間帯が書いてあることが多いです。
これは集合時間ではなく【試合開始時間】であるため、この時間より早く到着するようにしておきましょう。

試合当日の朝にしておきたいこと

試合当日は余裕をもって行動するようにしましょう。
これは試合だけに限ったことではありませんが、この「早めの行動」の1つにこんな時間の過ごし方があります。

初心者の方、試合に出始めたばかりでまだよく分からない方は特にこの時間を設けていただきたいです。
それは

『会場に1時間前に到着しておくこと』

初めての試合に限ったことではありませんが、特に試合などの場面で緊張してしまう方は1時間早く会場に行くようにしましょう。
ただ行くだけではありません。
やはり会場の雰囲気に慣れておくことは大切なことなので、早めに到着できたら会場内をぐるりと1周歩いてみてください。
人が集まってからだと圧倒されてしまったりするので、この【人があまりいない時間】がお勧めです。

1周ぐるりと歩いてみたら、少し離れたところでウォーミングアップするようにしましょう。
この「試合会場から少し離れたところ」というのがポイントです。
会場の中でランニングしたり、ボールつきやボレーボレーをしたりしていると、どうしても気持ちが張ってしまって疲れてしまいます。

会場の雰囲気を少し感じる程度の距離にいて、自分のペースで体を温めたりボールに慣れていくようにしたほうが集中力も上がります。

試合の朝は食べたほうがいいのか

試合に臨む朝は「食べたほうがいい」という意見が多そうですが、基本的には「いつも通り」のスタイルがいいでしょう。
試合の朝だけ食べたところでいつもより力が出るとは思えません。
もちろん朝食を摂ることでエネルギーが発揮されるとは思いますが、普段やっていないことをしたところで体が良く反応はしてくれません。
テニスの試合でも普段やっていないことが突然できるようにはならないのと同じです。
エネルギッシュに試合に臨むんだ!と心がけをするのであれば普段の生活スタイルから改善する必要があります。
逆に朝食を食べないほうがすっきりする、食べたいときに食べるというスタイルが合っている方は無理して食べる必要はありません。
自分が動きやすい、心地よいと思える体調で望めるほうが体も思うように動いてくれます。

どちらかと言えば試合を進めていくうえで1試合、2試合・・と体力を消耗していく段階でどのくらいチャージしていくかのほうが需要です。

プロの選手が試合の途中でバナナやエナジーゼリーを摂るように、自分にもチャージしていく最もいいものを見つけるようにしましょう。
これは当日の体調や季節によっても異なると思うのでそれぞれがトライ&エラーでいつけていく必要があります。

当日までによく眠れていたか、不調や心配事はないか・・
様々な角度から自分を分析してみるのもいいでしょう。

体調管理とメンタル管理

このように、試合に臨む場合気にしてほしいことは主に「体調管理」と「メンタル管理」にあります。
特にテニスはメンタルの要素が大きく左右します。
かといって気張る必要もありません。

試合は文字通り「試し合い」です。
普段の自分のプレーがどこまで発揮できるか、お互いが試し合いするところなのです。

時々「この試合は勝てた」とか「いつも通りだったら負けなかったのになどと言い訳をしてしあう人がいます。
けれど試合で見せた姿が本当の自分の実力なのです。
その自分を受け止めて「次はこうしよう」「次の課題は〇〇だ」と前向きになれる人は飛躍的に上達していきます。
それはきっとメンタルを強くしていくからなのでしょう。

初心者の方も、経験者も、ジュニアでも同じです。
試合に臨む心構えを持って前日までに準備し、当日も焦らず自分のプレーができるようにしていきましょう。

ジョイナス北野田テニススクールはこれから試合に出ていたい人、試合はまだまだだけどテニスをもっとやってみたいと思う初心者の方にも優しいテニススクールです。

テニスを始めたばかりの方も、これから試合に出るけどちょっと不安な方もコーチに質問して解決していきましょう。
また試合の結果報告もあるとコーチは嬉しく思うはずですよ。
楽しくテニス、時に緊張の試合、また頑張ろうと思う気持ちを持ち続けて頑張っていきましょう。