テニスを始めるときに必要な初期費用とは

世の中にはたくさんのスポーツがあります。
単体で行うことのできるヨガ、スイミング、ランニング。
少人数でできるスポーツといえば卓球、バトミントン、テニス。
団体競技といえば、サッカー(フットサル)や野球、バレーボール。

何かスポーツを始めようと思ったときに「興味があるもの」に加え、いくつかの「できるかどうか」という問題に遭遇するかと思います。

その中でも疑問に思う上位に「通いやすさ」「施設の良さ」「料金」などがあがってきます。

多くの利用者が疑問に思う“価格”についてですが、通うために必要な初期料金、継続するための金額、プラスα、「何が必要になってくるか」などを気にする場合もあります。

テニスを始める、となったとき皆さんはどのようなことをイメージしますか。

テニスはなんとなく敷居の高そうなイメージで「始めてみたいけど勇気がいる」という声も多く聞きます。

その理由の1つに「テニスは道具が必要なので初期費用がかかるのではないか」という不安があります。
実際、テニスを始めるのにはどのくらいコストがかかるものなのかご紹介いたします。

①テニスラケットの購入方法

テニスで最もコストがかかると思われているもの、それは「テニスラケット」ではないでしょうか。

正解。
テニスはラケットが1番高い道具と言えるでしょう。

これは大人のラケットと子どものラケットで大きな違いがありますが、「すべての道具をそろえた場合の比率」として考えてもラケットの占める費用の割合が1番高くなります。

まずテニスラケットを購入しようと思った場合、皆さんはどこへ行きますか。

・スポーツショップ
・テニスショップ

・ネットショップ

この3つを思い浮かべる方が多いですが、中には「ホームセンターのアウトドアコーナーに置かれているテニスラケット」
もしくは「リサイクルショップのアウトドアコーナーで見かけるテニスラケット」を想像した方もいるのではないでしょうか。

基本的にはテニスラケットはどこで購入しても大丈夫です。

その中で選ぶメリットやデメリットをご紹介いたします。

1.スポーツショップでラケットを購入
テニスラケットを購入するのに最も多く利用される場所は「スポーツショップ」なのではないでしょうか。

その理由として「店員さんに相談できる」「実際に商品を手に取ることができる」という点があげられます。

スポーツショップでテニスラケットを選ぶ大きなデメリットはありませんが、
昨今、テニスメーカーの店舗縮小などから豊富なラインナップが揃っていないケースが目立つことがあります。

2.テニスショップでラケットを購入
テニスショップはまさに「専門店」というイメージで初めに利用したいという方の声を聞きます。

スポーツショップに比べるとテニスショップは「初心者に合ったラケット」「ラケットの違い」「大きさ」「重さ」など
店員さんに詳しく相談に乗ってもらえることが最大のメリットです。

テニスショップを選ばない方の多くの理由は「近くにテニスショップがない」ということ。
近くにたまたまテニスショップがある場合は良いのですが、遠くまで出かけていかないとテニスショップはない、という場合はそもそもテニスショップを選ぶという選択肢がなくなってしまいます。

3.ネットショップでラケットを購入する
ネットショップでラケットを購入する方のほとんど理由がその“安さ”にあります。
ネットショップで買われる方のほとんどが「ラケットの種類やメーカーなどの情報に詳しく、アドバイスがなくとも買うことができる経験者に多い」ことが特徴です。

そのため、初心者の方がテニスラケットを購入しようと思った場合「テニス」「硬式」「ラケット」で検索し
莫大な数のメーカーと種類に、結局「いったいどれがいいのだろう」と迷ってしまうことがあります。

4.ホームセンターでラケットを購入する
ホームセンターのアウトドアグッズ売り場でテニスラケットが売られているのを目にしたことがある方もいるかと思います。

多くは「公園などでちょっとテニスを楽しむ」程度で行う“遊び感覚”のテニス向けのものが多く
すぐに遊べるようにするためにすでにガットが張られた状態で店頭に置かれています。

すでにガットが張ってあるいうことはそれだけガットが伸びきっているか、もしくは伸びた状態でもOKのガットが初めから張ってある場合が多いです。

20~30分遊びでやる分には十分。
しかしきちんとテニスを習う、ゲームをする‥となった場合、衝撃などによる手首や腕への負担が大きくなり怪我に繋がりやすいのがデメリットです。

5.リサイクルショップでラケットを購入する
リサイクルショップで売られているテニスラケットはいわゆる“中古”です。
店舗により様々なメーカーが置いてあり、どんなものが売られているか分からない楽しさもあります。

しかしリサイクルショップのテニスラケットはほとんどが「かなり使用した状態で売りに出されたもの」が多いのが現実です。
実際、「購入したけれどほとんど使わなかった」というラッキーな出会いもあるかもしれませんが
ほとんどの場合「ずいぶん使用して次の新しいものを購入したから古いのは売ってしまおう」と持ち込まれたものが多いです。

中にはきちんと磨かれて新品のようなきれいなラケットもありますが、テニスのラケットは外観が汚れていなくとも
たくさん衝撃を受けて打っている分、“芯折れ”といって中の芯に大きなダメージを受けている場合があります。

この場合、外側の良し悪しだけでは判断ができず芯が折れた状態のラケットを使用することで腕や肩への負担が増し思わぬ怪我に繋がりかねません。

②テニスラケットの価格帯

硬式テニスラケットの価格について見ていきましょう。

硬式テニスのラケットは以前、ジョイナス北野田スタッフブログでもご紹介させていただいた『硬式テニスのラケットの選び方-2022年版-』を参考にしていただけたらと思います。

初心者の方が選びやすいモデルの価格帯として一般的には2万円~2万5千円くらいが平均的な目安となります。
※新品を正規店もしくはネット通販で購入した際の平均

メーカーにより価格も多少異なりますが、基本的にはこの価格帯で見ておくといいでしょう。

ジュニア用のラケットはこれより中り安く、キッズであれば3千円前後、ジュニアサイズであれば5千円前後となります。
(サイズは以前のスタッフブログ『テニスラケットの正しい選び方~ジュニア編~』を参考にしてください。

金額だけ見ると「やはりテニスは敷居が高そう」と思ってしまうかもしれません。
しかし、1度道具を揃えてしまうとあとはプレーする金額が主となるため「初期費用のみ少しお高め」ということになります。

ジョイナス北野田テニススクールは初心者の入会特典として「テニスラケットのプレゼント」を掲げています。
テニススクールに通うのに最初に1番高くつくと思われる「ラケット購入」という特典があることでテニスを始めることへのハードルがぐっと下がります。

③テニスシューズの価格帯

硬式テニスを始めるにあたって、2つ目に気になるのが「テニスシューズ」です。

よく「テニスシューズを履かなければならないのでしょうか」という質問を受けますが、答えはおおよそ「YES」です。

大人の場合、テニスシューズを履くよう勧める理由は「捻挫を防ぐため」「コートごとの滑りを軽減させるため」になります。

以前のスタッフブログで「ジュニアは履きやすい靴=運動靴でもOK」と書かせていただきましたが
子どものうちは普段の履きなれたシューズでテニスをスタートするのに十分と言われています。

大人は体が大きい分、身体を支える力をシューズによって軽減してもらう必要があるためテニスシューズをきちんと履いたうえでテニスをスタートすることをお勧めします。

テニスシューズの平均的な価格帯は初心者向けのもので5千円前後、少しグレードの高いものを選ぶと1万円前後のものが多いです。

ジョイナス北野田テニススクールでは初心者の入会特典に先ほどのラケットにプラス「テニスシューズ」もつくため
こちらも初期費用を抑えられるという点で「ありがたい」という声が多いです。