“気象病”に負けない体づくりとは

最近、なぜか体が「ダル重い」と感じることはありませんか。

この季節、急な気温の変化に体が驚き気候の変化についていけない体の悲鳴を感じている方は少なくありません。

実はこれは「気象病」と呼ばれるもの。

気象病は字の通り、季節の変わり目に起こる体の不調のことを言います。
これは年齢や性別を問わず、どなたにも起こりうる現象です。

この変化の大きい季節を上手に乗り切るためにはどのようなことに注意したらいいのでしょうか。

気象病なのかチェックしてみよう

体の不調を感じる方もそうでない方も、まずは自身が季節の変化対応できているかどうかチェックしてみましょう。

・起床時に体の疲れを感じる
・以前より食欲が落ちたと感じる
・肩こり、腰痛を感じる
・偏頭痛 を起こすことがある
・乗り物酔いをしやすくなったと感じる
・雨が降る前に眠気を感じる
・外は暑いのに手足の冷えを感じるときがある


上記に少しでも心当たりがある方は自律神経が乱れやすく、季節の変わり目に対応しにくい体と言えます。

季節の変わり目や気圧の変化に対応しにくい場合、ほとんどの方が“最近少し疲れているかも”と感じてしまいます。

そのような場合、どのようなことに気をつけて生活をしていったらよいのでしょうか。

①質の良い睡眠を確保する

体調の不良を訴える方の多くは「眠りにつきにくい」という悩みを抱えています。

もちろんスッと眠れる方もいますが、質の良い睡眠を取れていないことが起床時のすっきり感を感じられない原因と考えられます。

「どうしたらしっかりと眠れるのか」

そんな悩みの解決策、実は日中の過ごし方で改善できるのです。

お勤めをしている人や専業主婦の方、退職して時間を自由に使えるかたなど様々ですが
日中にデスクワークが多い、TVを見てあまり活動しない、趣味は読書などアクティブなことはあまりしない、など
日中に体を動かさない場合に「眠りにつきにくい」と答える方が多くみられています。

日中に体を動かす、というととても大変なことのように感じますが、ずっと体を動かさなければならないというわけではありません。

1日30分程度のウォーキングを週に2日~3日。
1日20分程度のストレッチや筋トレを毎日。
週に1~2度の水泳やテニス、ヨガなどの習い事。
月に2~3回の山登り・・など

それぞれ趣味や体の動かす好みのペースで「続けていくこと」、
これが実は1番重要となります。

決まったペースで体を動かすことで、自身の体はそのペースに合わせて自分に合ったルーティンを作り出します。

ルーティンが見つかってしまえば、身体はそのリズムに合わせて自律神経をきちんと保つことができるようになります。

そうすることで自然と深い眠りに落ち、心地よい質の睡眠を確保することができるようになります。

②入浴を見直す

夜ベッドに入ってもなかなか寝つけない人は、日中の行動により体が興奮状態のままなのかもしれません。

起床時や日中の活動期に体のだるさを感じる方は、寝る前にお風呂にゆっくり浸かるようにしましょう。
入浴することで体がリラックスモードに入り、夜ぐっすり眠れるようになります。

この時、入浴時間は入眠の約3時間前にするようにしましょう。
お湯の温度は39℃~41℃が好ましいです。
この季節、冬の温度設定にしたままで高めの温度に慣れてしまっていることがあります。
外の気候に合わせつつ、気温が上がってきた場合は少しぬるめの温度に設定し、身体をリラックスさせる工夫をしていきましょう。

リラックス効果を高めるものに「入浴剤」や「アロマ」の利用も良いとされています。

自律神経には全身の血管や内臓の働きなど、体中の全ての器官をコントロールする働きがあるため、
この働きが乱れると、疲れやだるさといった体の不調だけでなく、気分の浮き沈みが大きいなど心の不調にもつながります。

気象病を予防するためには自律神経を整えることが大切と言われています。
気温が高くなるとついついシャワーで済ませてしまいがち。
温度設定を意識しつつ、リラックスできる「湯船での入浴」を心がけるようにしましょう。

③栄養の偏りに注意する

春から夏にかけてのこの季節、毎年急激に気温が上がり朝晩は冷えるという傾向も珍しくありません。
急激な気温の変化は1日に収まるだけでなく、日をまたいで続くことも見られます。

その際、人は「気温の変化が激しいからきちんと栄養をとろう」と頑張ります。

実はその栄養の摂り方に問題がある場合があります。
いわゆる「栄養の偏り」、これが原因でかえって気象病に負けてしまうこともあります。

きちんと食事をしようと頑張りすぎて「お肉を食べよう」「朝はしっかり食べておかなければ」といった偏った栄養の摂り方を見直していきましょう。

お肉は確かに栄養があるように感じられます。
しかし、重たいと感じるヘビーなお肉はかえって胃に負担をかけてしまいます。

日本人に必要なものは赤みなどのライトなお肉です。
よく「夏バテ防止にはささみや豚バラ肉」と言われるように、胃に負担の少ないさらっとしたお肉を選ぶようにしましょう。

また、朝ご飯を含め「この時間に食べなければならない」という概念を1回忘れてみましょう。

夏バテ防止のカギは実は「食べたいときに食べたいものを」に近い考え方で対処ができます。
暑いからといってアイスやジュースを好きな時に食べていい、といった極端な話ではありません。

年齢が重なり、栄養はあるけれど食欲をそそらないお肉類を避け、うどんやお蕎麦など食べやすいものから栄養を摂る方法もあります。

また、日本人に必要とされる豆腐、納豆や味噌などの発酵食品などを多く取り入れるようにすることで日本人ならではの体作りをすることができます。

そうはいってもなかなか季節の変わり目にすぐに対処するのは難しいものです。

まずは軽く体を動かし、汗を流す目的できちんと入浴し、身体を動かすことでわく食欲から食事を摂ることをルーティン化していきましょう。

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