テニスをするときの「動きやすい格好」とは

テニススクールの体験レッスンや入会時に
「動きやすい服装でお越しください」と書いてあるのをよく見かけます。

しかし、普段あまり運動をしない人にとって
“動きやすい服装” 
“テニスをするときの格好”
は実際、イメージできないことも多いです。

初めてテニスをする人や
これからテニススクールに通おうとしている方は
この簡単に思える「動きやすい格好」の詳細が分かりません。

今回は「運動しやすい格好」をテーマに
動きやすい服装についてご紹介させていただきます。

動きやすい格好=Tシャツ、短パンでOK

テニスをするときに「動きやすい格好でお越しください」と言われたら、
基本的にみなさんが学校の体育の授業でしていたような服装を思い出してみてください。

運動をするときはTシャツのようなトップスと短パンがメインだったと思います。
比較的気温の温かい季節(4月~9月頃まで)はほぼそれでOKです。

春先や秋口などスタート時に少し肌寒く感じる季節は
その服装に長袖のアウター(トレーナーやパーカーなど)を重ね、
ボトムスは短パンの上から長パンツを重ねるか、
あらかじめ初めから長ズボンを履いておきます。

テニスは「体が温まってきたら脱ぐ」というスタイルなので
重ねるアウターに前開きのジッパーのものが好まれることが多いです。

ウエアの素材は、上下ともつるっとしたポリエステル生地のものがアウターによく使われています。

登山用のもののように防寒をメインとするものは厚みがあり、
テニスをするには動きにくくなってしまうため
あまり厚みのないポリエステル地のものを選ぶようにしましょう。

NIKEやadidasなどスポーツウエアを置いているSHOPでいうところの
「ヨガ」「ウォーキング」「ランニング」のコーナーに置いてあるような
少し薄めの素材が動きやすくお勧めです。

薄い記事の動きやすいウェアの上からは
ジャージ素材やスウェットのようなものをアウターとして重ねることで
スタート時と帰宅時の体の保温は保つことができます。

つるっとしたポリエステル生地

「動きやすいTシャツ」はなんでもOKと思われがちですが、
実はテニスには柔らかいコットンTシャツは向きません。

汗をかくと動きにくくなってしまい、
そのままにして冷えにも繋がってしまうので、
できればドライフィットのように汗をかいても
すぐに乾くような素材もののほうが快適です。

最近ではテニス専門店で購入せずとも
ドライフィット素材のものはユニクロやイオンモールなど
手軽に手に入れることができるようになっています。

手触りや素材タグで確認してみましょう♪

ボトムスですが、男性の場合は短パンを着用するときに膝が隠れるか、
少し膝上くらいの丈の長さが現代テニスでは主流となっています。

女性の場合はスコートかショートパンツが多く、
中には七分丈など長さのバラエティも様々なので
好きな丈を合わせて履くことができます。

女性は特に「生足を出したくない」という声が多く、
スコートやショートパンツにレギンスを合わせるスタイルが人気を集めています。

その際、スポーツ用のレギンスを購入される方もいれば
ストレッチのきいた普段履きのレギンスを活用することもできます。

また、レギンスも5分丈~10分丈など々な長さがあるので
好きな長さを選ぶことが可能です。

とにかく自分が「快適に運動しやすい格好」であれば
テニスメーカーであってもなくても、人気のものや流行りに合わせなくとも
気軽に着ることができます。

そんな風にテニスはラフで簡単に始められるスポーツです。

テニスを始めると温かいのですが、朝晩のスタートであったり
まだまだ寒い時期の場合は温かくなるまで時間もかかります。

先ほど紹介した「ウォームアップ」という長袖・長ズボンは
厚みを調整することで冬の季節だけでなく
気温の変化がある際に大活躍します。

ウォームアップの下に半袖・短パン(もしくはスコートなど)を重ねて着ることで
暑くなってきたときにすぐ脱ぐことができるのがポイントです。

ジョイナス北野田テニススクールのように完全インドアテニススクールは
日焼けの心配がない上に寒い季節でも比較的快適にテニスができるので、
このような格好を上手に組み合わせることで暑さ寒さ対策もできます。

アウトドアでテニスをされる場合(特に女性は)
インナーウェアを着るなどして日焼け対策をしたり、
寒い季節は厚めのウォームアップと合わせて着用することで
寒さを乗り切ることができます。

メーカーもデザインも自由!動ければOK!

ウォームアップの役割とは

ウォームアップ(上下)は保温効果抜群!

ウォームアップのウェアは体を保温するためでもありますが、
テニスをする前後に上手に活用することで
運動後の「冷え」などを防止することもできます。

夏場はほとんど準備する必要がないのですが、
寒い冬はもちろんのこと気温が変わりやすい春秋シーズンは
運動の前後で体温調整が必要になってくるため
ウォームアップを活用することをお勧めします。

ウォームアップも色々なメーカーから出ていますが、
特にテニスだからといってテニス用のメーカーウェアを用意する必要はありません。

もちろん「格好から入りたい!」という方は
好きなメーカーでばっちり決めて気持ちをたくさん盛り上げるのも大切なことです。

今、テニスで人気のウェアメーカーと言えば

・Prince(プリンス)
・YONEX(ヨネックス)
・BabolaT(バボラ)
・FILA(フィラ)


などが人気メーカーとなっています。

デザインやロゴが素敵なテニスメーカーのウェアも良いですが、
機能性のすぐれたノーブランドのものでも
運動しやすい格好としては十分です。

ウォームアップから薄手のものへ

季節の変わり目で気を付けたいのがウェアのシフトチェンジです。

テニススクールに来る際は
長袖・長ズボンのウォームアップを着たうえで来られるのが
運動後の気温の変化にも対応しやすいと言えます。

特に春先や秋は朝晩が冷えるためウォームアップはマストアイテム。

お子さんが部活などでテニスをしている方も
朝練習・試合の行き帰りなどこのような格好を勧めることで
体調を管理してあげることができます。

ウォームアップの中には春秋用の薄手のものから、
真冬には裏起毛のようなものやヒートテックのような
温かさを保ってくれる素材まで
様々な生地のものまで幅広く揃えられています。

ウォームアップは厚手のものから薄手のものまで様々
さっと脱いで薄着になれるようにしよう

【女性の方はココに注意!】
女性用のショートボトムスに見られがちなのが、
メーカーによってヨガやジョギング用ボトムスのため
ポケットがついていない場合があります。

テニスはボールをポケットにしまう場面が度々あるので、
ポケットがついているものを選んでいただけた方が便利です。

ジュニアは普段の格好でOK

お子様の体験レッスンの際にも
「どんな格好で行ったらいいですか」という質問が多く寄せられます。

子どもたちにも真冬でない限り、
運動する際に汗をかいても適応できる格好(Tシャツや短パンになれる格好)に
上着を羽織ってくるスタイル
(夏場はなくてOK)が1番安心かと思います。

子どもたちのテニスをする服装は
私服で着用するようなもので全然構いませんが、

・長い紐がついている
・大きな金具などのひっかりのあるもの

などはプレー中の事故につながることもあるため
シンプルなものを着用するようにしましょう。

また、動きやすい格好のなかに
「デニム」が入ると思われがちですが、
テニスのレッスンにデニム地はおすすめできません。

デニムは丈夫な素材ですが、動くには少し硬すぎて汗を吸ってくれません。

子どもたちがテニスをする際にも、
体の動きが自由になれる柔らかい素材のものを選んであげるようにしましょう。

実際に動きやすい格好で気軽にテニスをスタートするのも
楽しい春休みの過ごし方になるかと思います。

テニスの格好って実はとっても簡単!

テニスのスタイルは実は意外と自由で
家にある動きやすいもので簡単にスタートできるものだったりします。

初めは形から・・と色々なウェアをそろえるのは大変ですよね。

実はテニスはノーブランドでも
上記のような動きやすいスタイルであればすぐに始めることができます。

自分が「汗をかいても快適に動けるだろうな」
・・と思えるものなら何でも大丈夫です。

ジョイナス北野田テニススクールはアットホームなスクールなので、
そんな素朴な疑問にもコーチや一緒にテニスをする仲間たちが教えてくれます。

また、時期によってはスクール内でテニスウェアが特価で購入できる
キャンペーンなども行っているので気軽にウェアを選ぶこともできます。

ジョイナス北野田テニススクール「体験レッスン」や入会後の初回のレッスンに来られる際には
「動きやすくて無理のない格好」でスタートしてみましょう!

レッスンに通っているうちに、
コーチやほかの生徒の皆さんの格好を見て
「こんなのあるんだ」「それどこで買ったの?」など話題も広がります。

自分のしてみたい格好や素敵なウェアが見つかるかもしれませんね。