テニスの『知っておきたい専門用語』vol.2

テニススクールに通っていると聞いたことのなかった言葉を耳にすることがあります。
テニスを始めたばかりの方や初心者の方は特にこの“特別なテニス用語”に一瞬「?」となってしまうことがあります。
ジョイナス北野田テニススクールのスタッフブログ『テニスの知っておきたい専門用語』vol.1に引続き、皆さんに知っていてほしいテニス用語を今回もご紹介したいと思います。

「フォルト」って何?

テニスのゲームをしているときやテニススクールのレッスンなどで耳にしたことがある方もいるかと思います。
初心者の人にとって「フォルト」という言葉はなかなか聞きなれない言葉ですよね。
「フォルト」とは打ったサービスがサービスボックスの中に入らなかったときに使う用語です。
「アウト」とは違うのですか?という質問を受けることがあります。
「アウト」はシングルス(もしくはダブルス)のゲーム中に打ったボールがコートの外に出てしまったときなどにコールする言葉です。
フォルトとの違いは『フォルト=サービスのアウト』であると認識していただければと思います。

サービスを打ってサービスボックスから出てしまった場合は「フォルト」と相手側がコールをし、2回続けて失敗してしまった場合は「ダブルフォルト」となり1ポイント失点となります。

テニスはサービスを2回まで打つことができるので2回のうち1回は失敗をせずにサービスボックスに入れれるようにしていきましょう。

「ノットアップ」ってどういうこと?

テニスのゲームをしているときなどに時々使うこの言葉。
ちょっぴり中級編です。
「ノットアップ」とは相手のボールを2バウンドで取ってしまったときのことを言います。
実際に使う経験はあまりなくこの言葉をコールすることもあまりありませんが、
相手のボールがとても際どい良いショットだった場合に2バウンド前にぎりぎり取れるか取れないかの時が時々あります。

実際は2バウンドだったのに返したように感じる場合などは「今のはノットアップです」とテニススクールではコーチが教えてくれることもあります。

「ノットアップ」=2バウンドで取ったボール

と認識しておくようにしましょう。
ギリギリ取れそうだったけど取れなかった、と自分で分かっている場合も「今のはノットアップでした」と認め相手にコールするのもスマートです。

ただ、初心者のうちは自分が取れていたか取れていなかったかが分からないことがあります。
ジョイナス北野田テニススクールのレッスンは初めてテニスを習い始めた方や初心者の方がたくさんいらっしゃいます。
初心者のうちだけでなく、分からなかったときはコーチや周りの方に「今の2バウンドだったかな?ノットアップだった?」と聞くのもいいでしょう。

アットホームなスクールはテニスを楽しむ人たち同士でそんな言葉を交わしながら少しずつ専門用語を覚えていくのもいいですね。

ゲームの初めに行う「フィッチ」って?

テニススクールのゲーム練習だけでなく、友達同士で行うゲームでもスタート時に「フィッチ」と言ってラケットをくるくる回すシーンを見たことはありませんか?
これは何をしているのでしょう。

ゲームをスタートする際に必ずしなければならないのが「サービスをどちらが打つか」「リターンはどちらがうつか」「コートはどちらを取るか」という決め事です。

「フィッチ」というのはそのままの意味で「どちらにしますか」という言葉になり、
どちら側がサービスか(もしくはリターンか)、もしくはどちらのコートを選ぶかなどを決めるためにとるときに使われる言葉です。

では実際、「フィッチ」と言われた場合はどうしたらいいのでしょうか。

①「フィッチ」という側はラケットを回します。

②ラケットを回す人のラケットのエンブレム(グリップの底についているメーカーのマーク)が上か下かを反対側の人(もしくはペア)が当てる
このとき、当てる側は「スムース(正しい)」or「ラフ(反対)」と言ってエンブレムの上下を指定します。
※ラケットを回す前に言うようにしましょう。

③ラケットを回した側の人はエンブレムを相手側に見せ、スムースだったかラフだったかを確認してもらいます。

たいてい「フィッチ」と声をかける側がラケットを回すことになっているのでテニスを始めたばかりの人やまだゲームに慣れていない場合は
「フィッチ」と声をかけられることになると思うので、この言葉の意味を覚えておくとゲームもスムーズに始めれられます。

このようにテニスをしているといろいろと知らない言葉が出てくることも多いかと思います。
ジョイナス北野田テニススクールは初心者に優しいテニススクールです。
そしてとてもアットホームなので分からないことがあればコーチや周りの人たちに聞くと親切に教えてくれるのでテニスがとても続けやすいです。

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